鹿ヶ谷を経た池袋にて平成十九年の晩秋、「http://secretservice.blog.shinobi.jp/」のプレゼントより開局中。
愛する人たちが現れては消えていった。だが、わたしの女王だけは残っている。彼女は美しく、優しい。洗練されていて、気品もある。その声音は、この世のものとは思えない。年は、一万歳。未来と同じくらいモダンで、毎日新しく生まれ変わる女性。彼女は、誰の脇役でもない。そう、音楽こそ、わたしの女王様なのだ。