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a priori(羅) (出典:精選版 日本国語大辞典)
推論の「二つのあり方」を規定する中世スコラ哲学の用語
元来,原因から結果へ,実体(原理)から帰結へという方向をとる推論・認識
経験や事実に先立つ条件のこと。先天的。「生まれつき備わっていること」
⇒ア・ポステリオリ(a posteriori〈より後なるものから〉の意)と対をなす
ア・プリオリ:
神とその諸属性,理性,道徳的諸性質やそれらについての概念,判断,認識
ア・ポステリオリ:
人間により近い感覚的経験的なものをもととする推論・認識といった慣習や考え
カントは〈生得的〉〈先験的〉〈非(超)経験的〉等の含意を決定した。
直観形式による空間・時間は伝統的な真理性を高める
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディア
近代科学の登場で人間の反省は改めて盛んになった 。
認識基盤へにつれ,ニュートン物理学の基本概念によりつつ新たな認識論的規定をおびてア・プリオリは登場した。
空間・時間をア・プリオリな直観形式とし,純粋悟性概念としてのカテゴリーをア・プリオリな思考形式として,両者の協働のうちに「数学と自然科学の学問性の根拠」を求め,人間の知のあり方一般への反省の拠点たらしめたカントが,この転換にあたって決定的な役割をはたした。
以来,ア・プリオリは,生得的,先天的,非経験的などの意味をおびて,論理実証主義からネオ・プラグマティズム,今日の生成文法などにまで至る議論の中で,くり返しそのあり方と有効性の範囲とを問われつづけることになった。
執筆者:坂部 恵
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版
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