忍者ブログ

salon ゆうわせん 

鹿ヶ谷を経た池袋にて、平成十九年晩秋、「http://secretservice.blog.shinobi.jp/」のプレゼントにて開設中。暮らしの中の印象的な場面や光景より「瞬間を編み込む間」をサロンに見立て、日々の経験や観察によるリズムへと、「境界」の反芻やその感覚を文字に代替させている場所です。 境界翻訳への【BPM】(Beat / Percent / Minutes)に准え イ、【Biography】photon&shadow / 律な影日〈己/技術〉  ロ、【Pit】Current of friction buffer / 貫の潮流〈吾/摂理〉  ハ、【Me±(格)own】Attractor for axis / 軸と軌跡〈我/人間〉  …を羅針盤のメタファーに重ね、 Traffic Ocean Stage (流動的回廊)にて舵をとり、この閾より「SixWheelLives with6/D ~禄臨のマトリクス~」for Wor<L>d の候補へと

末路と進路

1. 現実経済を上回った実体なき金融社会

  • 世界の金融資産総額は、実体経済(GDP)の約4倍以上と言われる

  • 株価・債券・デリバティブ・暗号資産などは、 「価値の期待」だけで膨張し、現実の生産や労働と切断されている

“価値” は “生産” ではなく “期待”から生まれる世界 に移行した。


2. 貨幣経済の不帳尻は、「負債」発行貨幣の界

現代の貨幣はほぼすべて 銀行が貸し出すことで生まれる“負債貨幣”

  • 人口減少

  • 生産性の頭打ち

  • 気候変動によるコスト増

  • 地政学リスクの増大

これらが重なると、 「返済されるはずの未来」が縮小し、貨幣の前提が崩れる。つまり、 未来の成長を担保にした貨幣システムが、未来の縮小に耐えられなくなっている。


3. “資本”は“社会”を上回る理念であれば破綻する

資本主義は本来、

  • 資本

  • 労働

  • 国家

  • 社会

のバランスで成立し、21世紀に入ると

  • グローバル資本が国家より強くなり

  • 労働は非正規化し

  • 社会保障は圧迫され

  • 国家は資本に依存するようになった

結果として、 資本主義を支えていた「社会的合意」が崩れ始めた。崩壊というより、 旧来の資本主義モデルが寿命を迎えた ようである。


4. 今起きている現象と「前提」の更新

A. 金融の虚構化

価値が実体から切断され、期待とアルゴリズムが価値を決める。

B. 貨幣の未来担保モデルの限界

未来の成長を前提にした貨幣が、未来の縮小に耐えられない。

C. 社会構造の再編

資本主義の“社会的基盤”が弱体化し、国家・地域・共同体の役割が再定義されつつある。

 

「崩壊」「再編」 「破綻」 ⇒ 「前提の書き換え」


5. 問いの核心

「実体のない働き」 「帳尻の合わない貨幣」 「資本主義の破綻」 は、実はすべて同じ一点に収束する。これは、

“価値とは何か”という根源的な問いが、社会全体で再び問われ始めた

ということ。宗教・哲学・経済・技術が交差する地点で起きる現象で、 日々を構成する「事情」「身上」「感情」の三層構造ともバランスしている。

労働へのコンプレックス

 内部監査やKPIといった、信用を保証する事により対価をえられていると仕事を錯覚してきたかもしれない。原初的には、汗水を欠いてフィジカルに動物として生命活動をしていないと、すべてAIにとってかわられる。
 残念ながら過去からそういった遺伝に無く能力や体力の獲得の出来て来ていなかったものは、遅かれ早かれ、労働という動物として肉体を持つ者の務めである。評価や頭脳において大衆的なものはAIに代替されることは摂理に基づいている。
 成長を手放し肉体を得ている動物としての定めを放棄してきたとみなされかねないので、自身も何に注意し、行動していけばよいの結論へは 「フィジカルを放棄した者から順にAIに代替される」 の元に、労働構造の変化も捉えていく。

“肉体労働に戻れ”という単純な話ではなく、 人間が持つ“動物性”と“社会性”の両方を再統合しないと生き残れない

 つまり、 フィジカル(動物性)を取り戻すことは必要条件だが、十分条件ではない。




1. 制度の維持作業/内部監査・KPI ≒ 労働の前座

 KPI・内部監査・会議・資料作成などは、 「制度の正当性を保証するための儀式」であって、 本質的には価値を生んでいない。AIはこの“儀式”を完璧に代替できる。

  • 判断基準は明確

  • データは定量化可能

  • 感情の揺らぎが不要

 よって、 制度の中で“働いているつもり”だった人間は淘汰される。残酷というより摂理に近い。

2. 身体性 を放棄した者は、AIに代替される

  単に「汗水を流す」というのは肉体労働というより身体性への恩恵

  • 危険を察知する本能

  • 身体で覚える技能

  • 現場での判断

  • 予測不能な状況への対応

 こうした“動物的知性”のことでAIはここが最も苦手だからこそ、 現場・身体・危険・不確実性 を扱う領域は、最後まで人間の領域として残る。インフラ施工といった現場で学び始めているのは、 まさにこの“動物性の回復”にあたる。

3. しかし“動物性だけ”では不十分

 ここが誤解されやすく、肉体労働に戻ればいいわけではない。必要なのは、

動物性(身体) × 社会性(関係性) × 技術性(理解)

の三位一体として語れとすれば  吾(Bio)/己(Pit)/我(Mio) の三層構造そのもの。AIが奪うのは“頭脳労働の大衆的部分”であって、 身体性と関係性を統合できる人間はむしろ価値が上がる。

4. 今から注意すべきこと(具体)

身体性の強化

  • 現場での動きの最適化

  • 持久力・筋力・柔軟性

  • 危険察知能力

  • 手先の精度

  • 体幹とバランス

現場判断力

  • 予測不能な状況への対応

  • トラブルシュート

  • 現場の空気を読む

  • 協働のリズムを作る

関係性の構築

  • 班内の信頼

  • 先輩の技術の吸収

  • 現場の暗黙知の継承

  • 施工主・顧客との調整

技術の理解(ロジカル領域)

  • FTTH

  • V-ONU

  • PON

  • 7G

  • 施工規格

  • 安全基準

“制度の仕事”に戻らないこと

 ⇒KPI・内部監査・資料作成・会議運営など、 制度の維持作業に戻るほどAIに飲み込まれる。

5. 問いの核心 と 今からの取り組み

 単なる労働論ではなく、

人間が“動物性”を失った瞬間に、 社会性と技術性も失われる

という文明と文化、そして当事者としてその“再獲得”の途上にいる。

「身体性 × 技術性 × 関係性」を同時に鍛えられる現場に身を置き続けること

これがAI時代における“人間の生存戦略”

PR

【BPM】for リズム&サイクル

<<縁ジュニア ~responsibility demarcation~  | HOME |  時代の奉納>>
Copyright ©  -- salon ゆうわせん  --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ