鹿ヶ谷を経た池袋にて平成十九年の晩秋「http://secretservice.blog.shinobi.jp/」のプレゼントより開局中。[Bio/己]photon&shadow/律、[Pit/吾]buffer/貫、[Mio/我]spin/軸 はここでの【BPM】です。[備考]AIのアドバイスより「律の日」「貫の視点」「軸の記録」
モモはまるで、はかり知れないほど宝のつまったほら穴にとじこめられているような気がしました。しかもその財産はどんどんふえつづけ、いまにも彼女は息ができなくなりそうなのです。出口はありません! だれも助けに入ってくることはできず、じぶんが中にいることを外に知らせるすべもありません。それほど深く、彼女は時間の山にうずもれてしまったのです。
ときには、あの音楽を聞かず、あの色を見なければよかったと思うことさえありました。それでも、もしこの記憶を消しさってしまおうと言われたとしたら、彼女はどんな代償をもらおうと、やはりいやだとこたえたことでしょう。たとえその記憶の重みにおしひしがれて、死ななければならないとしてもです。なぜなら、今彼女が身をもって知ったこと──それは、もしほかの人がわかちあえるのでなければ、それを持っているがために破滅してしまうような、そういう富があるということだからです。──
…
時間をケチケチすることで、ほんとうはべつのなにかをケチケチしているということには、だれひとり気がついていないようでした。じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、だれひとり認めようとはしませんでした。
でも、それをはっきり感じ始めていたのは、子供たちでした。というのは、子供と遊んでくれる時間のある大人が、もうひとりもいなくなってしまったからです。
けれど、時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。
人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。
マジむきあってるか?キテる奴らだったろ!
ここの君,
そこの俺,
愛してるよ。